障害者生活就労対策推進研究会(SSSK)プログ

研究会の活動などについて紹介をしていきます。よろしくお願いいたします。

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はてなプログを初めて半月が経ちました。障害者生活就労対策推進研究会(SSSK)はたくさんの方に記事を読んでいただいています。記事を読んでいただいた方がはじめて読者になって頂いた時は、とてもうれしかったです。記事を読んで、ブックマークで感想を伝えてくれる方もいました。なんとスターが26個も獲得しました。これは多いのか少ないのか分かりませんが、数は関係なく、プログをアクセスして記事を読んでいただけるだけでもありがたいことなのだとしみじみ感じます。障害に関する情報やSSSKの実績を公表することで、少しでも障害者の方々がより安定して生活ができる機会をつくっていただけるように努力しています。

 

さて、日本国の社会で障害をかかえる方達に良いところはどこでしょうか。

それは、近隣諸国の中で有数の社会保障が整っているところです。1945年以降、帝国主義から民主主義に移り変わり、75年以上も戦争が無く平和を築いているという点で、基本的人権が整い、どのような方でも最低限度の暮らしは保障されていることだということです。もちろん日本国籍を持つ様々な人種ですべての人が基本的な生活に必要な人権を享受できます。これは障害をかかえる方も同じで、特に社会的弱者といわれる方達には、手厚い保障がなされ、生活を支援し最低限度の文化的な生活を営み、実力があれば健常者を同じ文化的な生活を送れるのが日本の社会でしょう。しかし、それは本音と建て前という部分もなくはありません。貧困と差別が数多く存在し、日本国に課題は果てしなく続きます。

 

日本は障害者に優しい社会であってほしいと思います。では問題とは何でしょうか。

一つは、障害者雇用の就労に関する問題です。まだまだ職場での障害の配慮がなされていないところも数多く存在します。それは、特に精神障害者の採用でのサービス業界の中の作業系は障害の配慮の中で、障害の理解が進んでいないことが多いと考えられます。会社側は法定雇用率を満たさなければならず、担当者は障害の知識が少ない状態で雇わなくてはなりません。しかし担当者は、現場に一任してしまうことが多くあります。ゆえに現場はいきなり押し付けられた障害者をどのようにして教育して長期的な雇用の継続をしたらよいか分からず、教育方針に悩んでしまう傾向が強いのでしょう。

 

対策としては、採用プロセスをしっかり決めて、障害に合わせた教育方針や作業手順を簡素にも決めてしまうことだと思います。一見すると臨機応変な対応ができないようにも思いますが、障害者の個性や価値観や能力に合わせてしまうと、無限に教育方針や作業手順が増えてしまいます。それでは、障害者の管理は難しいと考えられるでしょう。


一番良いのは作業手順を決めてしまい、手順書やマニュアル書を作成し、実際の業務に応用することが重要なことの一つなのでしょう。

今回は長くなりましたが、日本の良いところ、問題点、対策を考えました。

これからも障害者生活就労対策推進研究会(SSSK)をよろしくお願いいたします。

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