障害者生活就労対策推進研究会(SSSK)プログ

研究会の活動などについて紹介をしていきます。よろしくお願いいたします。

障害者雇用とは日本国の国策の一つで、将来の新たな人材不足の解決の一つになりうる期待の労働力となるかもしれません。

いつも障害者生活就労対策推進研究会(SSSK)の記事をご覧いただき誠にありがとうございます。障害をかかえる方を情報掲載物の公表を通して、社会的地位向上と生活や就労面で支えていきたいと考えております。

例を出すならば、人材について近年、労働力の不足が懸念されていますが、障害者雇用は将来に新たな人材の不足を補う大切な労働力になりうる可能性を秘めております。日本の将来を支えるのは障害をかかえる方たちかもしれません。日本の法定雇用率はまだまだ高い数字とはなっておりませんが、そもそも障害者を雇う上で法定雇用率を重視するだけでは決していけません。職場環境の改善や一人ひとりの障害者を理解しつつ、障がいの理解を深めることが重要になってくるのだと思います。

例えば、精神障害者統合失調症の方なら、幻聴や妄想、記憶力の低下と行った症状が現れます。そのような環境の中で、健常者と業務上に同じ責任と業務量を課せられると、なかなか長期的な就労は難しいことも多いのではと考えます。仕事で健常な人と同じ成果を上げることは普通の人の何倍の努力と能力が必要になってくるのです。

精神障害を患う方は、障害をかかえているゆえに、精神が不安定になってしまうのです。世間一般には、精神障害者が弱いと思われがちですが、仕事をしっかりと努力できる方は何倍も他の方よりも強いのだと思います。

それでは、企業での職場の健常者の従業員の方々は、どのような問題点が存在するのでしょうか。それは、障害をかかえる方をどうしても自分よりも下に見てしまうという概念です。

なぜなら、自分の身分、能力、財産力、容姿を見比べてしまう傾向があり、どうしても自分よりも弱い存在に対しては人によって対応が違ってくるのです。過度に優しくしてしまったり、公平に扱いすぎたり、厳しくしすぎてしまったり、健常な者で特に病気の経験もない方は、自分自身とは違う部分を見下したりして否定してしまう人間の特質があるのかもしれません。そのような問題点は、できる限り避けて、お互いに問題点がきっと存在することをしっかり理解して、できるところはできて、できないことはできないところを把握して、お互いに支えあうことも重要になってくるでしょう。

職場で理解しあい支えあうことで、健常者と障害者は職場環境も良好になっていき、両者ともに迅速な仕事と長期的な就労継続が可能となるのではないでしょうか。

問題点と解決策を取り上げてみましたが、きっと日本の将来は、新たな労働力は障害を患う方も中心になっていくと期待して、障害者生活就労対策推進研究会(SSSK)は日々の活動に少しずつ努力して進んでいきたいと考えております。これからもよろしくお願いいたします。

 

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                 障害を患う方の明るい未来