障害者生活就労対策推進研究会(SSSK)プログ

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就労移行支援事業所で無遅刻無欠勤の通所できた事例を紹介!

中学生の時に統合失調症を発症し、就労移行支援事業所に通所していたIさんは、精神状態が悪い時期があり、生活習慣は乱れて事業所で強い睡魔に襲われて訓練になかなか集中できない時期がありました。事業所での人間関係が上手くいかずに、仕事での自信が無く、就職活動を積極的に取り組むこともできませんでした。

 

しかし、

 

Iさんは就労移行支援事業所を無遅刻無欠勤で通所し、障害者雇用としての就職が成功しました。

 

そのきっかけは規則正しい生活でした。6時00分に起床し21時00分に就寝を行いました。そして、現在の状況を踏まえながら、色々な問題点を探り改善点を模索し実行に移しました。すると次の就労移行支援事業所では、人間関係が改善し、意欲的に就職活動やセミナーの参加を行いました。積極的に就職活動を行った結果、障害者雇用として内定を頂くことに成功しました。

 

では、なぜIさんは就職活動が成功し、規則正しい生活ができたのか、それには理由がありました。これはあくまでも事例で本当の話ですが、パソコンで自衛隊員の訓練の動画やインターネットを見たことがきっかけでした。厳しい規則正しい生活を行いスケジュール管理で、様々な訓練を行っているところを見て、自分は人間として改善しないといけないと考えて、自らの自分にできることを考えて、自分を厳しく管理しました。

 

この事例で大切なことは、自分の問題点をしっかりと気づいて把握して、改善点を模索し実行に移したことです。

 

人間とは、なかなか自分の改善点に気付いてもそのままにしていることも多いということが本音ですが、Iさんはしっかりと自分自身を変えることができました。問題点をしっかりと把握できて改善できることはとても素晴らしいことだと感じます。

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良好な生活習慣を実践する精神障害者